宗教裁判展示室

2007年6月19日(月) 日本キリスト教団大阪教区 常置委員会による謝罪と所信

〔解説〕
 ・これは、2007年6月19日に行った、大阪教区第51総会期第10回常置委員会で富田正樹を大阪教区総会開会礼拝の説教者から引きずりおろす決議をしたことについての謝罪文本文です。
 ・大阪教区三役の先生方は、これを持参し、直接富田の職場に訪ねてこられ、謝罪されました(2007年7月6日)。このことには感謝しております。
 ・しかし、本人不在のまま宗教裁判めいた裁きを行い、本人不在のまま謝罪文が出てしまったことの是非はあります。また、今回の出来事は、日本キリスト教団の信仰告白や教憲教規に対する教団内の理解の違いがもろにむき出しになってしまった事件なのであり、むしろ大切なのはこれからで、これから本当の対決なり対話がなされなければならないのでしょう。そのような対話を誰が設定してくださるのかはわかりませんが。

〔最終更新日:2007年8月24日〕

大阪教区内 諸教会・伝道所 御中

大阪教区第51総会期・第10回 常置委員会の在り方に対する謝罪と、
大阪教区第52総会期 常置委員会としての所信
〜 常置委員会議事録を配布するにあたって 〜


  2007年4月16日に開催されました大阪教区第51総会期・第10回 常置委員会におきまして、教区総会準備委員会より、第52回大阪教区定期総会に関する提案が出されました。その際、教区総会の開会礼拝説教者に推薦された教師に対して疑義が出され、議論の後、採決を行ないました結果、否決となり、事前に打診して了解を取っていた当該教師にはお断わりを申し上げることになりました(こうした経緯につきましては4月常置委員会議事録を御参照ください)。この痛みを覚えつつ、第52回大阪教区総会が行なわれた次第です。

  さて、この教区総会を経て新常置委員会が組織され、5月21日に第52総会期の第1回常置委員会が開催されて、先の第10回常置委員会議事録が確定されました。その際、一人の常置委員より「この議事録が出されて、それで済むものではない、こういう会議の在り方は変えて行かねばならない」という意見と動議が出され、論議いたしました(これにつきましては5月常置委員会議事録を御参照ください)。動議は次の通りです;
「大阪教区第52総会期 常置委員会は、前期常置委員会が教区総会開会礼拝説教者に関して議論し、採決に至った会議の在り方を反省すると共に、否決された当該教師に謝罪し、その責任と痛みを担い続ける件」
第52総会期 常置委員会は、この動議を承認して、当該教師に対して以下のように心より謝罪すると共に、前期常置委員会が行なってしまった会議の在り方についてここに深く反省するものです。

  わたしたちは、前期第51総会期第10回常置委員会が、当該教師不在の中、また真意を答弁できない状況下で、大阪教区総会開会礼拝説教者としての賛否を決議するに至ってしまったことについて、その会議の在り方に対して誠に申し訳なく思っています。准允・按手礼式におきまして、「み言葉の奉仕者(口語式文『准允のことば』『按手礼式・勧告』)」として立てられたはずの教師に対する敬意を疎かにし、失礼な振舞いに至ってしまいましたことを心より謝罪いたします。

  わたしたちは、個々人の信仰の在り方を尊び、事実に基づかない推測や印象で何らかの判断をしてしまう危険を忘れてはならないと考えます。それ故、信仰の在り方を軽々しく評価したり、断定することが、どれほど主に対して罪深く、人に対して愛に欠けることであるかを心に刻み、物事を判断する際には断じて人間存在を軽んじることのないよう、留意してまいります。今後の常置委員会におきましても同じ轍を踏むことなく、わたしたちに起因するこの痛みを覚え続けて、大阪教区「三号議案」の「異なる意見にも耳を傾け、対話を深めていく」精神に基づいて、真摯に会議を行なう所存です。

  当該教師には、前期常置委員会の非礼をお許しくださいますよう、切にお願いを申し上げます。わたしたちは大阪教区の歩みが主に祝福される歩みになるよう今後も努めてまいりますので、諸教会・伝道所の皆様にはお祈りとご協力を宜しくお願いいたします。

2007年6月19日
第52総会期 大阪教区常置委員会


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