みんたた!

「みんたた!」:みんなでたたこう聖書とメッセージ研究のコーナー

2013年9月のテーマ: 「蛇の誘惑」

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創世記3章1-24節「蛇の誘惑」


2013年9月のみんたたですが、どなたからもリクエストがなかったので、こちらで決めさせてもらいます。

しばらく旧約聖書を取り扱っていなかったので、最初にもどって、創世記のアダムとエバの堕罪物語について取り上げてみたいと思います。

以下に、新共同訳のテクストを示します。



********************************

▼創世記3章1−24節
1 主なる神が造られた野の生き物のうちで、最も賢いのは蛇であった。蛇は女に言った。「園のどの木からも食べてはいけない、などと神は言われたのか。」

2 女は蛇に答えた。「わたしたちは園の木の果実を食べてもよいのです。

3 でも、園の中央に生えている木の果実だけは、食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないから、と神様はおっしゃいました。」

4 蛇は女に言った。「決して死ぬことはない。

5 それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ。」

6 女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆していた。女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。

7 二人の目は開け、自分たちが裸であることを知り、二人はいちじくの葉をつづり合わせ、腰を覆うものとした。

8 その日、風の吹くころ、主なる神が園の中を歩く音が聞こえてきた。アダムと女が、主なる神の顔を避けて、園の木の間に隠れると、

9 主なる神はアダムを呼ばれた。「どこにいるのか。」

10 彼は答えた。「あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。わたしは裸ですから。」

11 神は言われた。「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」

12 アダムは答えた。「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」

13 主なる神は女に向かって言われた。「何ということをしたのか。」女は答えた。「蛇がだましたので、食べてしまいました。」

14 主なる神は、蛇に向かって言われた。「このようなことをしたお前は/あらゆる家畜、あらゆる野の獣の中で/呪われるものとなった。お前は、生涯這いまわり、塵を食らう。

15 お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に/わたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕き/お前は彼のかかとを砕く。」

16 神は女に向かって言われた。「お前のはらみの苦しみを大きなものにする。お前は、苦しんで子を産む。お前は男を求め/彼はお前を支配する。」

17 神はアダムに向かって言われた。「お前は女の声に従い/取って食べるなと命じた木から食べた。お前のゆえに、土は呪われるものとなった。お前は、生涯食べ物を得ようと苦しむ。

18 お前に対して/土は茨とあざみを生えいでさせる/野の草を食べようとするお前に。

19 お前は顔に汗を流してパンを得る/土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。塵にすぎないお前は塵に返る。」

20 アダムは女をエバ(命)と名付けた。彼女がすべて命あるものの母となったからである。

21 主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた。

22 主なる神は言われた。「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。」

23 主なる神は、彼をエデンの園から追い出し、彼に、自分がそこから取られた土を耕させることにされた。

24 こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、エデンの園の東にケルビムと、きらめく剣の炎を置かれた。



**************************

以上です。どうぞみなさん、ご自由に思う所を書き込んでください。


Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - トマス
2013/09/02 (Mon) 16:12:47

男がとか女がとか言い出すとややこしくなりますけど、
Aの助け手であるBが、Aを助けようとして(善意で)やったことが結果的にAの足を引っ張って共倒れになった。
なんてのは現代でもまわりを見回せばいくらでもありそうな話しですねぇ。


Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - 入谷
2013/09/02 (Mon) 19:03:24

あえて、ややこしくしましょう。
「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」って、情けない男。

Re: Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - エリサベト
2013/09/02 (Mon) 19:11:52

責任転嫁物語ですよね。ここで、責任転嫁しなけりゃ、神様も許してくれたんじゃないかって思えるほど。

Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - トマス
2013/09/02 (Mon) 22:21:48

>情けない男

責任転嫁と…、見て見ぬふり
おい兄ちゃん、おまえイロが蛇に口説かれとった間どこに居ったんや。
てことですね。(ちょと表現が下世話に走り過ぎか?)


11-17節の「神は言われた」の部分、こうして並べると、A B'' C'' B' A' の並びになっていて大変技巧的ですね。日本語でしか見てないけど。こういう言葉遊びの要素がふんだんにあるのも旧約の楽しみなのかも。


楽園の経済の基礎的条件 - トマス
2013/09/04 (Wed) 12:20:19

エデンが楽園と言われると、果物取り放題食べ放題みたいなイメージが先んじてしまいます&16-19節を見ると御禁制の果物を食ったから農作業の労苦が与えられた、と読んでしまいそうになります。

ところが、少し前から読むと(2:15)、エデンにおいてもアダムは大地の世話をしていた、と読めます。とすると、改めて農作業の労苦が与えられる宣言があったのはどういうことか。行間を読まなきゃいけないのか、単に昔の物語で戸締まりが悪かっただけか、考えどころではあります。


ただ、西アジアの乾燥気候と3000年前の農業の技術を考えると、種々の果物が在って(季節を問わず、というと第1の天地創造物語になるので言い方を変えて)いつでも何かを採ることが出来た、こと自体が楽園の条件だったのだな、と思わされます。


Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - トマス
2013/09/07 (Sat) 22:26:33

いちじくの葉なんてそんなに上手いこと腰巻きになるのかな?なんて思いますが、それ以上に頭の中に疑問符が飛ぶのは21節、

> 主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた。

皮の衣?
何の皮?

この時点では肉食は始まっていないはず…
肉食の許可はノアの洪水の後ですからねぇ。


Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - 白薔薇
2013/09/08 (Sun) 18:53:31

神さま、ひどくない? と思う旧約の箇所の一つです。
ここの神さまは相当イケズですよね。そりゃ食べたくなるって! 

それにしてもエヴァとアダムの言い逃れ、かわいいよなあと思います。とっても人間らしくて、しゃあないな、愛おしいなと感じます。
神はかわいいこの子たちから子離れするために、あえてあんなシチュエーションを作ったんじゃないか?と思ったりもします。
神さま、子たちを追い出した後で泣いてたかも? 不器用な昭和の親父のように。

女性が貶められて書かれてる所ですが、そこにばかり意識を向けていると女性自認の私はしんどいので、ちょっとポジティブに見てみました。

Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - ラム太郎
2013/09/08 (Sun) 19:01:58

蛇がかわいそうです。

Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - masaki tomita
2013/09/09 (Mon) 16:49:51

話がかわるようですが……

>トマスさん

楽園の話、おもしろいですね。
確かに食糧を得ることに非常に苦労していた時代、様々な果樹から果物を取り放題の状況というのは、まさに楽園だったでしょうね。
なんだか、イエスの「神の国」も食べることと深いかかわりを持っていたことを考えると、イエスもこの点においては、ユダヤ人らしさを発揮しているのかもしれませんね。

えー、ぼくは罪とは何かということを考えます。
罪というのは、この物語を読む限り、「神との約束を破ること」、そして「責任転嫁をすること」、これが基本的な要素なのかな、ということを感じました。

個々の相対的な人間社会のルールに反する望ましくないこと、というのではなく、「神を裏切ること」と、「自分は悪くない(悪いのは他人だ)と主張すること」が、もっとも基礎的な罪である、と言っているのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - トマス
2013/09/09 (Mon) 18:32:40

果物採り放題が楽園の条件だろう、というのは以前に第1の天地創造物語をじっくり読んだ時に気付いたことなのですけど、たぶん、こちらの失楽園物語にも共通するだろうと思います。

イエスの時代だって(穀物や干物などの保存食以外という意味で)新鮮な瑞々しい食べ物は必ずしも豊かではなかった、と考えていくと、イエスの神の国が食べることに集約していくのはとっても素直な考えだったのかな、と思えてきますね。


>罪の基本的な要素
神との約束を破る事が重大な罪であるというのは、王国時代後半を描いた記事やホセア書などでも強調されているので、旧約全体に言えることなのかもしれませんね。

でもそうすると、失楽園物語での注目点は責任転嫁(が十分に罪であること)になるのかな?
その発想がどこから出てきたのか、追い掛けるとけっこう面白いところに行き当たりそうな予感が。


Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - トマス
2013/09/09 (Mon) 18:43:32

>子離れするために

なるほど、そういう読み方があったか。


Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - 入谷
2013/09/09 (Mon) 21:26:15

私は、この神に、子どもを虐待する昨今ありがちな父親の像を感じてしまいます。

Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - tomita@iChurch.me
2013/09/12 (Thu) 11:24:49

父親に同情的に読むと、「不器用な子離れ」という読み方もできるのでしょうけど、子どもの側から見れば虐待と言っても過言ではないでしょうね。

この創世記が文書化される頃、またその以前には、「子どもへの親からの虐待」という概念そのものが無かったでしょうけど、だからこそ、現在の私たちが、これを「神さまのなさることだから間違いない」と言って鵜呑みにしてはいけないということなんでしょうね。

結局、神について書かれていようが、人間の書いた文書であり、書かれた当時の人間観や社会観が反映されていて当然なんですよね。

だから、聖書を読んでみて、「みなさん、こういう親父にはならないようにしましょう」というメッセージを引き出すこともありうるわけです。

Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - トマス
2013/09/12 (Thu) 21:45:48

結局いろんな読み方が出来るし、いろんなメッセージを含んでいるわけですよね。だからこそ、礼拝説教のネタは浜の真砂のごとく尽きることがない、と。

裏話になりますけど、礼拝説教の準備しながら、今週はここに注目して準備してるけど、あ~こっちにポイント置いたら別のメッセージが作れるなぁ、なんて思ってしまうことって、時々ありますよね。そういう時は、体力と気力と時間に余裕があれば、2ついっぺんに作っちゃっておけば予備が1つ出来る?
邪道かもしれませんが。


Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - tomita@iChurch.me
2013/09/13 (Fri) 08:56:37

いやいや、邪道じゃないとおもいますよ。
でも、そういうネタって、「いつか使おう」と思っているうちに、新鮮みがなくなってしまうということはありませんか?
ぼくは、思いついたネタをよくEvernoteに保存して、結構たくさん材料はあるんですが、どうも思いついた時以降、だんだんと考えが発展したり、思いついた時の活き活きした気分が薄れて、いまいち自分にとっても大したことない思いつきのように思えてきて、結局たまっていく一方だったりします。


Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - 白薔薇
2013/09/13 (Fri) 12:34:11

そうですよね、虐待ですよね。この神のふるまい(の記述)は。
でも私、なんでかこのどうしょうもないおやっさんに同情しちゃうんです。あんまり責める気になれないというか。
もちろん理不尽に虐げられてる人間エヴァとアダムが被害者で、ここの神は明らかに加害者、虐待者だと思います。
その上で、加害的にしか愛せない神もしんどかろうと思うんです。

ふと、聖書をほぼ女性のみが書いていたらどんなものになっていただろう? その後の世界はどうなっていただろう?と思いました。

Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - トマス
2013/09/13 (Fri) 15:03:47

>いつか使おう
思うばかりで使う機会があんまりないんですよね。なので新鮮味の検証以前ですが、たしかに、溜まるばかりかも。
で、その箇所で実際もう一度作る機会が出てきた時には、前に何か思い付いていたこと自体を忘れていたりする…。


素肌を見せる文化・見せない文化 - トマス
2013/09/17 (Tue) 21:29:55

話を逸らしてしまいますけど、

この箇所はヘレニズム時代以降には非常に意識された箇所のように思えます。それというのも、ヘレニズム文化は、競技場のような限られた場所でのことですが、裸になって人前に出る文化ですよね。
ヨセフスは、ユダヤ人でもヘレニズムにかぶれて競技場で裸になるヤツが出てきた、と相当な反感を持って書いていたと思います(出典捜索中、ヨセフスじゃなかったかも。とりあえず第2マカバイの4章にそれらしい記事あり)。

逆にイスラエルの律法は、素肌を人目にさらすことを極端に嫌います。国や宗派にも依りますけど、現代でもイスラム世界の女性が頭から足まで全身を覆う服を着ていることはよく知られているとおりです。あれは砂漠の生活に適した服装であると同時に、モーセの律法をイスラムも大切にしていることが大きな理由です。本当は男性も顔と手足の先以外は覆ってしまうのが基本です。

とすると、律法制定以前、天地創造直後のこととはいえ、アダムにしろエバにしろ、幾許かの期間を裸で暮らしていた。彼らが自身イチジクの腰巻きを工夫しただけでなく、楽園追放に当たって神が衣を与えた。などということは、大変に落ち着きの悪い話しだったんじゃないでしょうか。単に昔話だから、で済むことではなかったような気がします。



Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - tomita@iChurch.me
2013/09/20 (Fri) 08:46:17

>トマスさん
面白いですね、その裸の文化比較。
しかし、その落ち着きの悪い話が、どうしてユダヤの文化の中から出て来たんでしょうね。堕罪以前の本来の人間は裸であったという……

>白薔薇さん
女性のみによって書かれた聖書というのがあればいいですね。
確か、女性による聖書翻訳か、あるいが女性による聖書注解……というような本があったような気がするんですが。

Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - 白薔薇
2013/09/20 (Fri) 13:39:03
富田さん、

「女性たちの聖書注解―女性の視点で読む旧約・新約・外典の世界」(新教出版社)1998年
というのがあるみたいですね。
1万円近くするのと古いのと(原著はもっと古いのでは)で即買はしてませんが、読んでみたいです。

Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - トマス
2013/09/20 (Fri) 21:07:56

>裸の文化比較
ヘレニズム以前はむしろスッキリしていたように思うのです。神によって衣を与えられたのだから、我々は素肌を見せないのだ、と。
と言いながら、私もまだ全体像が描けてないです。でもなんか落ち着き悪いんだな、この物語は…(苦笑)


>女性による聖書注解
何年か前の「福音と世界」誌に山口里子さんの連載がありましたよね。実物が手元にないんだけど、あれは何かの翻訳だったかな?


宮廷批判物語か? - トマス
2013/09/23 (Mon) 21:18:01

山我哲雄の注解の受け売りなんですが、

山我は、善悪を知ることが神のような知恵を得ることだと書かれていることに注目して、ダビデやソロモンの物語と重ね合わせ、アダムとエバが禁じられた知識と王が持つべき知恵とはほぼ同じものであろう。という結論にまず達しまして、

さらに次の段階として、エバが先に禁断の木の実を食べ、アダムが唯々諾々と従った様子を、ソロモンの宮廷に政略結婚によって多数の異邦の女性が入り、それぞれに異邦の神々を持ち込んだことが反映されているのではないか、と述べています。

だとするとこの物語はなるほど厳しい王制批判、宮廷批判を語る話しなのだな、と思えてきます。


Re: 9月のみんたた「蛇の誘惑」 - tomita@iChurch.me
2013/09/25 (Wed) 12:14:13

>白薔薇さん
どうもありがとうございます。それです、私が言いたかったのは。
私の友人も執筆者の一人です。
あれは、内容的にそんなに古びていないのではないかと思います。神学の世界はゆっくりと進歩しますし。

ただ、日本の山口里子さんの業績は、注目すべきものがありますね。
日本ではダントツのフェミニスト神学者ですね。今も彼女の著作がどんどん出されているところですが、非常に日本の神学の発展上重要な功績をなしてくださっているという感じがします。
まだ著作を追いきれていないのですが、方々で良い噂を聞きます。

>トマスさん
山我哲雄の、その解釈は面白いですね。
思えば、創世記、あるいは旧約聖書の随所に、王制への批判があることは興味深いですね。
王に対する賞賛もあれば、王制への批判もある。
この見解の多様性が面白いし、現在の私たちも自分たちの社会を振り返る契機を与えてくれるのでしょう。
ふと我に返るというきっかけが与えられているのであろうと思います。


掴み所無い罪ではなく… - トマス
2013/09/25 (Wed) 20:27:36

王制に対するサムエルの見解なんてコロコロ変わっていますものね。サムエル自身が本当に揺れたのか、王制擁護と王制批判の両方の立場がそれぞれサムエルに言葉を託したのか、今となっては判りませんけど。そしてそれがまた最終編集までの段階でどちらかに統一されなかった、というのも聖書の深みを感じさせられます。


ソロモンの宮廷に関していえば、だいたいバテシバがヘト人だった可能性は高いわけですから、ソロモンだけじゃなくて、ダビデに対してもかなり批判的に見ているような気がします。

教会では失楽園物語から原罪などというなんとも掴み所のない、説明しにくいものが語られることが多いわけですけど、山我の読みが当たっているとしたら、この物語は宮廷に於ける異教祭儀(異国の祭儀)の導入という非常に具体的な「罪」が語られていることになりますね。


>我に返るきっかけが与えられている
本当にそうだと思いますねぇ。



すべて生命あるものの母 - トマス
2013/09/25 (Wed) 21:22:31
深読みのしすぎかもしれませんけど、面白いと思うのが20節です。

>20 アダムは女をエバ(命)と名付けた。彼女がすべて命あるものの母となったからである。

聖書を読む限り、古代イスラエルは男性優位の社会ですよね。そして系図も男系・父系です。家の中も父権・夫権です。アブラハム物語を始めとする一連の族長物語はそれがハッキリ出ています(よく読むと、ホントの実権は女性が持っていることも多いけど)。

ところがここ20節では、父ではなく、母に対して「すべて生命あるものの母」と書かれます。エバは女なんだから母で当たり前、名前を付けたのはアダム、ほれ見ろ男性優位じゃないか、と言ってしまえばそれまでですが、どうもそれでは割り切れない気がします。


 




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