sayaka chapel

預言者ヨナさんのおはなし

2013年8月18日(日) 
某教会 主日礼拝 子ども説教


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聖書……ヨナ書4章8-11節(新共同訳)

 主はヨナに言われた。「お前はとうごまの木のことで怒るが、それは正しいことか。」彼は言った。「もちろんです。怒りのあまり死にたいくらいです。」すると、主はこう言われた。「お前は、自分で労することも育てることもなく、一夜にして生じ、一夜にして滅びたこのとうごまの木さえ惜しんでいる。それならば、どうしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。そこには、十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、無数の家畜がいるのだから。」


 

 今日は、旧約聖書に出て来る預言者のヨナさんのお話をしたいと思います。爽歌さんはこのヨナさんのお話が大好きです。ヨナさんのことは知ってますか?知らない?こんなお話です。
 ある日、預言者のヨナさんは神さまにこんなことを言われました。「これからニネべっていう大きな街にいって、神さまの言葉を伝えなさい。ニネベの人たちがやっている悪いことはぜ~んぶ、神さまの顔まで上ってきていて、みんなわかっているんだから。」
 でも、ヨナさんは、そんなことしたくないよって思って、神さまから逃げ出そうとしました。海に行ったら船がみつかって、そのお船にのりこみました。
 お船にのったはいいけれど、神さまが逃げ出したヨナさんに怒ってしまって、そのせいで海は大荒れでになりました。大変です。大きな波がざっぱんざっぱん立って、お船ががたがた揺れて揺れて今にも沈みそうです。
 お船の中で仕事をしている船乗りたちはこわくなって、船に乗っている荷物を海に投げ込んで船が沈まないようにしたり、それぞれ自分たちの信じている神さまに、「助けてくださいこのままじゃ死んでしまいます」とお祈りしたりして、船が沈まないようにがんばってました。
 みんな大慌てでそんなことしてるのに、ヨナさんは船の底でぐうぐう寝ていました。それを見た船長さんは、「起きて起きて!!ヨナさんあなたも自分の神さまにお祈りしてください。助けてくれるかも知れないから。」とヨナさんを起こしました。
 人々はなんでこんな風になっちゃったんだろ?と思ってくじ引きをしました。昔の人はくじに神さまの力が働いて、本当のことを教えてくれると信じていたからです。くじをひいたら、ヨナさんに当たりました。
 それでヨナさんは、「実は、神さまからのお仕事から逃げ出したくて船にのったんだ」と白状しました。大騒ぎです。みんな「なんてことをしてくれたんだ。」と怒っています。そしてみんな「じゃあどうしたらこれ治まるのさ?」とヨナさんに尋ねました。そしたらヨナさんは「僕をつかまえて海に放り込んでください。」と言いました。船に乗っている人みんな、最初はそんなこととんでもないといってたんけれど、海はもっともっと荒れて、このままだと船がしずんでみんなおぼれ死んじゃうかもしれないからと、泣く泣くヨナさんを海へざっばーんと放り込みました。そしたら海は静まったんだって。
 で、海に投げられちゃったヨナさんはどうなってしまったかというと、大きなお魚がやってきて、ヨナさんをのみこんじゃって、それから3日もヨナさんはそのお魚のお腹のなかにいました。ヨナさんはお魚さんのお腹の中で神さまにお祈りしていたみたいです。それから、大きなお魚はヨナさんを陸の上に吐き出しました。
 ついたところは最初に神さまに「行きなさい」と言われていたニネべの街です。神さまはもう一度、ヨナさんに「神さまの言葉を伝えなさい。」といいました。歩いてまわったら一周するのに3日もかかる大きなまちの中を、歩き回って「神さまは怒っています。あと40日したらこの都は滅んでしまいます。」と伝えてまわりました。そうすると、ニネベの人々は悔い改めて、ごめんなさい悪いことはやめますといって、みんな粗末な格好をして断食をはじめました。そんなことがニネベの王様の耳にも入りました。王様も王様の豪華な服を脱いで粗末な格好になって「みんなでごはんを食べないでお祈りしたら神さまゆるしてくれるかもしれないから、悪いことは全部やめてお祈りしましょう。飼っている牛さんや馬さんにもごはんあげないでください。」と命令を出しました。神さまはニネべの人が悔い改めて悪いことをやめて反省したんだなとわかると、ニネベの街を滅ぼすのをやめました。
 ヨナさんは、ニネべの街のことを神さまがゆるしたことが気にくわなくて、神さまに文句を言いました。「最初っからこうなることはわかってたんだってば。街が滅びるっていったらみんな悔い改めるし、神さまは悔い改めたらゆるしてくれるからこんなことしたくなかったんだ。」ヨナさんは、神さまはユダヤ人だけの神さまだって思っていたし、ましてやニネベの人たちが嫌いだったから、最初にそんなこと嫌だよと逃げ出したし、お仕事が終わった後もこんな文句を言ったんです。神さまが、ユダヤ人じゃない人もこうやってゆるしてしまうことが気に入らなくて、ヨナは街をでて外に座りこんで街を見ていました。
 ヨナさんが座り込んでいると、そこからとうごまの木がにょきにょきと生えてきました。ジャックとマメの木みたいだよね?とうごまってどんな木か知ってる?爽歌さんも知らなくて調べてみました。(写真を見せる)2メートルくらいなんだって。こんな大きな葉っぱが生えてきたら涼しくていいよね。赤くなるやつもあるんだって(もう一枚の写真)。種からは油がとれて、ひまし油っていって薬になるそうです。
 で、そのとうごまの木が生えてきて、涼しい~ってヨナさんは喜んでいたら、次の日には虫さんに食べられちゃって、とうごまの木は枯れてしまいました。
 暑くて暑くて、日本でも今熱中症で倒れる人がいるくらいだけど、それとはまた比べものにならないくらい暑いのに、何もなかったらそのまま倒れちゃうよね。ぐったりしちゃってヨナさんは神さまに文句を言いました。
 すると神さまはこんなことを言いました。「自分でつくったわけでもないとうごまの木が無くなってヨナさん嫌だって思ってるじゃん。だったら神さまだって、ニネベの街やそこにいる人たちや動物たちがいなくなっちゃうこと嫌だなって思うよ。だって、神さまが造ったんだから。」
 
 お祈りします。すべての命の源である神さま。今日は預言者ヨナの物語からあなたがどのような方であるか学びました。あなたはユダヤ人だけの神ではなく、ましてやキリスト教徒だけの神ではなく、すべてあなたが造られたものの神であることを覚えます。またあなたが造られたあらゆるものを惜しむ神であって、あなたの愛があらゆるものに注がれていることを感謝します。わたしたちがそのことを忘れず、いつもわきまえていることができるようにしてください。この祈りをあなたの子であなたの愛の使者である、イエス・キリストの御名によって祈ります。 アーメン。


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