sayaka chapel

だまされたヤコブさん

2013年10月20日(日) 
某教会 主日礼拝 子ども説教


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聖書……創世記29章1-30節(新共同訳)

 ヤコブは旅を続けて、東方の人々の土地へ行った。
 ふと見ると、野原に井戸があり、そのそばに羊が三つの群れになって伏していた。その井戸から羊の群れに、水を飲ませることになっていたからである。ところが、井戸の口の上には大きな石が載せてあった。まず羊の群れを全部そこに集め、石を井戸の口から転がして羊の群れに水を飲ませ、また石を元の所に戻しておくことになっていた。
 ヤコブはそこにいた人たちに尋ねた。「皆さんはどちらの方ですか。」「わたしたちはハランの者です」と答えたので、ヤコブは尋ねた。「では、ナホルの息子のラバンを知っていますか。」「ええ、知っています」と彼らが答えたので、ヤコブは更に尋ねた。「元気でしょうか。」「元気です。もうすぐ、娘のラケルも羊の群れを連れてやって来ます」と彼らは答えた。
 ヤコブは言った。「まだこんなに日は高いし、家畜を集める時でもない。羊に水を飲ませて、もう一度草を食べさせに行ったらどうですか。」すると、彼らは答えた。「そうはできないのです。羊の群れを全部ここに集め、あの石を井戸の口から転がして羊に水を飲ませるのですから。」
 ヤコブが彼らと話しているうちに、ラケルが父の羊の群れを連れてやって来た。彼女も羊を飼っていたからである。ヤコブは、伯父ラバンの娘ラケルと伯父ラバンの羊の群れを見るとすぐに、井戸の口へ近寄り石を転がして、伯父ラバンの羊に水を飲ませた。ヤコブはラケルに口づけし、声をあげて泣いた。ヤコブはやがて、ラケルに、自分が彼女の父の甥に当たり、リベカの息子であることを打ち明けた。ラケルは走って行って、父に知らせた。
 ラバンは、妹の息子ヤコブの事を聞くと、走って迎えに行き、ヤコブを抱き締め口づけした。それから、ヤコブを自分の家に案内した。ヤコブがラバンに事の次第をすべて話すと、ラバンは彼に言った。「お前は、本当にわたしの骨肉の者だ。」
 ヤコブがラバンのもとにひと月ほど滞在したある日、ラバンはヤコブに言った。「お前は身内の者だからといって、ただで働くことはない。どんな報酬が欲しいか言ってみなさい。」
 ところで、ラバンには二人の娘があり、姉の方はレア、妹の方はラケルといった。
 レアは優しい目をしていたが、ラケルは顔も美しく、容姿も優れていた。ヤコブはラケルを愛していたので、「下の娘のラケルをくださるなら、わたしは七年間あなたの所で働きます」と言った。ラバンは答えた。「あの娘をほかの人に嫁がせるより、お前に嫁がせる方が良い。わたしの所にいなさい。」
 ヤコブはラケルのために七年間働いたが、彼女を愛していたので、それはほんの数日のように思われた。
 ヤコブはラバンに言った。「約束の年月が満ちましたから、わたしのいいなずけと一緒にならせてください。」ラバンは土地の人たちを皆集め祝宴を開き、夜になると、娘のレアをヤコブのもとに連れて行ったので、ヤコブは彼女のところに入った。ラバンはまた、女奴隷ジルパを娘レアに召し使いとして付けてやった。
 ところが、朝になってみると、それはレアであった。ヤコブがラバンに、「どうしてこんなことをなさったのですか。わたしがあなたのもとで働いたのは、ラケルのためではありませんか。なぜ、わたしをだましたのですか」と言うと、ラバンは答えた。「我々の所では、妹を姉より先に嫁がせることはしないのだ。とにかく、この一週間の婚礼の祝いを済ませなさい。そうすれば、妹の方もお前に嫁がせよう。だがもう七年間、うちで働いてもらわねばならない。」ヤコブが、言われたとおり一週間の婚礼の祝いを済ませると、ラバンは下の娘のラケルもヤコブに妻として与えた。ラバンはまた、女奴隷ビルハを娘ラケルに召し使いとして付けてやった。
 こうして、ヤコブはラケルをめとった。ヤコブはレアよりもラケルを愛した。そして、更にもう七年ラバンのもとで働いた。


 

 ヤコブさんは、お兄さんの振りをしてお兄さんがもらうはずの祝福をお父さんからもらいました。それでお兄さん、エサウさんっていうだけど怒っちゃって、弟ヤコブを殺してやるってなっちゃって、ヤコブさんは逃げることにしました。
 逃げている間とっても心細かったんだと思うんだけれど、井戸を見つけました。それは羊さんに水を飲ませるためのいどなんだけど、近くで羊を飼っている人たちが来ていました。そこの人たちに、どこからきたか、ヤコブさんがきいたら、これからたずねていくはずのおじさんのおうちの近くでした。そして「これからおじさんの娘さんのラケルさんもきますよ」と教えてくれました。
そのまま待っていたら、おじさんの羊をつれてラケルさんがやってきました。お父さんのお手伝いをしていたんだね。ヤコブさんはラケルさんに会ったらその瞬間、泣いちゃったんだって、そうだよね。お兄さんが恨んで「殺してやる!!」って追っかけてくるかも知れないし、昔は旅をするってだけでとっても危ない目にあるかもしれないから、親戚のラケルさんに会った瞬間うれしくてほっとして泣いちゃったんだね。
それからおじさんのラバンさんのところに泊めてもらって一ヶ月の間いっしょうけんめい働きました。ヤコブさんはきっと気に入られたんだろうね。おじさんにこんなことを言われました。「お前は親戚なんだからただ働きすることはないよ。なんでもほしいものがあったらなんでもいいなさい。」
ヤコブさんは「ラケルさんと結婚させてください。そうすればこれから7年間働きます。」
おじさんには2人娘がいて、お姉さんのほうがレアさん、妹さんがラケルさんでした。レアさんは優しい目をしていてラケルさんはものすっごく美人だったって聖書に書いてあります。ラケルさんが美人だったから大好きって、それだけじゃなくて、逃げてきて井戸で最初にあったのがラケルさんだったからそんなこともあって「ラケルさんと結婚させてください」っていったんじゃないかな。ヤコブさんはラケルさんのことが大好きだったから、7年も働いたけど、あっという間にすぎちゃったんだって。
 それで約束の7年がたって、結婚式をあげてもらいました。結婚のお祝いは一週間つづくらしいんだけど、一晩経って、結婚したのがラケルさんではなくて、姉のレアさんだということに気がつきました。「どっひゃーだまされた」と思ってヤコブさんはおじさんに「なんでだましたですか。僕が結婚したかったのはラケルさんなのに。」とおじさんを問いつめたら「このあたりでは、姉と妹がいたらお姉さんの方を先に結婚させるのがルールなの。これからまた7年働くって約束したら、すぐに妹もお前と結婚させてやる。」っておじさんに言われました。
 やっぱりヤコブさんはラケルさんのことが大好きで大好きで仕方なかったから、また7年間働くことにしてラケルさんとも結婚しました。すごいね。ラケルさんが大好きすぎてラケルさんと結婚するために合わせて14年もおじさんのところで働いたんだもの。好きなもののためなら時間なんてあっという間で、がんばれるのが人間なのかも知れません。
 ヤコブさんのお話はまだまだ続きます。面白いお話だから続きを話したいけれど、それじゃ教会学校の大人の人や牧師先生のお仕事とっちゃうからやめておきます。またみんな来週も教会学校に来てぜひ、牧師先生や教会学校の大人の人から聞いてください。おもしろいからね。

 お祈りします。
 すべての命の源である神さま、御名をあがめて賛美します。今日は創世記のヤコブの物語からあなたの言葉をききました。聖書には面白いお話がいっぱいありますけれど、なぜそれが今日まで残っているのか、わからないときがあります。どうかあなたの御業によって物語が示されていることを教えてください。
 ここで出会うことのできた子どもたちを祝福してください。あなたの愛によって御心にしたって歩むことができますように。
 この祈りを、私たちの救い主、イエス・キリストの御名によって御前にお捧げいたします。
 アーメン。


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