sayaka chapel

愛し方は人それぞれ

2014年1月15日
某教会 子ども説教


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ルカ10編38-42節

 (本田哲郎訳)
 一行が道をゆくかたわら、イエスはとある村に立ちよった。マルタという名の一人の女性がイエスを家に迎え入れた。マルタにはマリアという妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話しに聞き入っていた。マルタは、あれこれもてなしのために忙しくしていたが、そばに来て言った。「主よ、妹がわたしだけにもてなしをさせているのを、あなたは気になりませんか。わたしを手伝うように言ってやってください」。すると、主はマルタに言った。「マルタ、マルタ、あなたはあれこれ気づかい、心配してくれている。必要なことは、ひとそれぞれだよ。マリアは自分にいいほうを選んだのだ。それを取り上げてはならない」。



 


 聖書にあるお話です。
 ある村にお姉さんと妹がふたりで住んでいました。お姉さんがマルタさん、妹がマリアさんというお名前です。イエスさまのお友達で、仲良しだったみたいで、イエスさまはたくさんこのおうちに遊びにいったみたいです。
 あるとき、イエスさまは、マルタさんとマリアさんのおうちにやってきました。マルタさんが出迎えて、イエスさまをおうちの中にいれました。
 おうちの中で、マリアさんがイエスさまの足もとでいっしょうけんめいイエスさまのお話を聞いていました。マルタさんはイエスさまにご馳走するためにいっしょうけんめいあれこれ用意をしていました。
 そのうち準備が忙しくなってマルタさんはバタバタしてたけど、マリアさんは相変わらずイエスさまのお話を聞いています。本当はマリアさんにも手伝ってもらいたいのに何もしないからそれでマルタさんは怒っちゃってイエスさまにこんなことを言いました。「妹が私だけに準備させてるけど、あなたは何とも思わないんですか?マリアに手伝うようにいってくださいよ。」
 そうしたらイエスさまは「マルタさん、マルタさん。マルタさんはいろいろやってくれて心配してくれているけれど、必要なことは人それぞれだよ。マリアさんはいい方を選んだんだ。それをとったらダメだよ。」
 マルタさんは「妹のマリアが手伝ってくれない!!」って怒っちゃったけど、マリアさんは本当に何もしてなかったのかな?イエスさまのお話をいっしょうけんめい聞いていたよね。人の話をきくって、実は大変なことです。それにイエスさまは「もうすぐエルサレムに行って十字架にかかって死んじゃう」ということがわかっていたから仲良しのマリアさんたちにいっぱいいっぱい話したいことがあったかもしれません。あと、聖書には書いていないけれど、マリアさんは体が悪くてイエスさまのお話を聞くことしかできなかったのかもしれません。そんなマリアさんのことがわかっていたから、イエスさまは「マリアさんは良い方を選んだ。」って言ったんだと思います。
 「良い方を選んだ」とイエスさまはいったけれど、それは「マリアさんにとって良い方を選んだ」ということです。マルタさんにはマルタさんの役割があってやっぱり「マルタさんにとって良い方を選んで」ご馳走の準備をしていたんだと思います。
 「神さまのためによいことをする」というのは、その人その人でいろんなやり方があるんだな、というお話でした。

 お祈りします。
 命の源である神さま、御名をあがめて賛美します。
 本日はルカ福音書だけにあるマルタとマリアの物語から、あなたの言葉をききました。
 マルタにはマルタの役割があり、またマリアにはマリアの役割があり、働きがあります。
 また私たちにはそれぞれ、その人にふさわしいあなたに仕えるための役割があります。どうか、私たちそれぞれが、それぞれの役割を認め合うことができますように導いてください。
 この祈りを、愛するために世に来られたイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。


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