かみさまの呼ぶ声きこえます

2015年2月8日
某教会 主日礼拝こども説教


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サムエル記上3章1~10節

 少年サムエルはエリのもとで主に仕えた。その頃、主の詞が臨むことは少なく、幻が示されることもまれであった。ある日、エリは自分の部屋で床に就いていた。彼は目がかすんできて、見えなくなってきた。まだ神のともし火は消えておらず、サムエルは神の箱が安置された主の神殿に寝ていた。主はサムエルを呼ばれた。サムエルは「ここにいます」と答えて、エリのもとに走って行き、「お呼びになったので参りました」と言った。しかし、エリが、「わたしは呼んでいない。戻っておやすみ」と言ったので、サムエルは戻って寝た。
 主は再びサムエルを呼ばれた。サムエルは起きてエリのもとに行き、「お呼びになったので参りました」と言った。エリは、「わたしは呼んでいない。わが子よ、戻っておやすみ」と言った。サムエルはまだ主を知らなかったし、主の言葉はまだ彼に示されていなかった。主は三度サムエルを呼ばれた。サムエルは起きてエリのもとに行き、「お呼びになったので参りました」と言った。エリは、少年を呼ばれたのは主であると悟り、サムエルに言った。「戻って寝なさい。もしまた呼びかけられたら、『主よ、お話ください。僕は聞いております』と言いなさい。」サムエルは戻って元の場所に寝た。


 


 今日から子どもの賛美歌がサムエルの歌になりました(讃美歌21・198番)。それで、今日はサムエルさんのお話をします。サムエルさんは、旧約聖書の預言者です。サムエルのお母さんはなかなか赤ちゃんができなくて、辛い思いをしていました。お祭りがあって神殿にお参りしたときに、サムエルのお母さんは泣きながらお祈りしました。「神さま、子どもがいない苦しみをわかってください。男の子をください。もしお願いがきかれて男の子が生まれたら、あなたにお捧げします。」神さまは願いを聴いてくださり、男の子が生まれました。そうして生まれたのがサムエルです。
 サムエルは3歳くらいまでお母さんに育てられて、神殿に捧げられました。お母さんは神さまとの約束を守ったんだね。それから神殿で祭司のエリさんと暮らしました。それからだいぶ大きくなって、こんなことがありました。子どものサムエルは神殿の中で寝てました。すると、どこからか「サムエルよ、サムエルよ。」と呼ぶ声がしました。「あ、エリさんがご用があって呼んでる」と思って、サムエルはエリさんのところにいきました。
 でもエリさんは「呼んでないよ。戻っておやすみ」と言いました。サムエルがお部屋に戻るとまた「サムエルよ、サムエルよ」と声がしました。「エリさんが呼んでる」って思っていってみると「わたしじゃないよ」と言われました。そんなことが3回続きました。3回目に、エリさんが「これは神さまがサムエルを呼んでるんだ」って気がついて、こう言いました。「戻って寝なさい。もしまた呼ばれたら『主よ、お話ください。僕は聞いております。』と言いなさい。」そう言われてサムエルは部屋に戻りました。部屋で休んでいると、「サムエルよ、サムエルよ」とまた声が聞えてきました。サムエルはエリさんに言われた通り「主よ、お話ください。僕は聞いております。」と答えました。そうしたら、神さまがこれから起こることを教えてくれました。
 神さまは、子どものサムエルの名前を呼んでお話してくれたように、みんなの名前を呼んでいます。でも神さまの声を直接聞ける人ってあんまりいないよね。直接はきこえないけれど、聖書だったり礼拝だったり賛美歌だったり、もしかしたらキリスト教じゃないものも使ったりして、いろんな方法を使って神さまはすべての人の名前を呼んでいます。
 今日は信教の自由を守る日礼拝です。「信教の自由」って何か一言で言うのは本当に難しいけど、「神さまの声の聞き方はいろいろあるけれど、その人に合った神さまの声の聞き方があるんだから、それを他の人が『それは間違ってますよ』なんて言えないし、昔、国が『その神さまの声は間違いですよ』とか『この神さまの声だけが本物です』って言って、そのせいでいろんな不幸なことが起こったからそれはやめましょう。そう決めました。」ということなんだと思います。

 お祈りいたします。
 すべての命の源である神さま、御名をあがめて賛美します。
 あなたは、かつてサムエルの名を呼んで啓示を与えたように、私たちひとりひとりの名を呼んで招いておられます。日々の中であなたの声に気がついていくことができますように、私たちを整えてください。
 私たちはこの礼拝を信教の自由を守る日礼拝としてお捧げしております。あらためて信教の自由ということを考え直し、この世界には「多様な神の声の聞き方がある」ということを私たちが認め、神と人を愛する世界を創っていくことができるように導いてください。
 この祈りを、尊き救い主、キリスト・イエスの御名によって祈ります。アーメン。


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