Brother Thomas' Underground Chapel

安息のとき

   by Br. Thomas  10/31/2004

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聖書:出エジプト記20章8〜11節(新共同訳)

  安息日を心に留め、これを聖別せよ。六日の間働いて、何であれあなたの仕事をし、七日目はあなたの神、主の安息日であるから、いかなる仕事もしてはならない。あなたも、息子も、娘も、男女の奴隷も、家畜も、あなたの町の門の中に寄留する人々も同様である。六日の間に主は天と地と海とそこにあるすべてのものを造り、七日目に休まれたから、主は安息日を祝福して聖別されたのである。

  (並行記事:出エジプト記23章12節、申命記5章15節)

新しい喫茶店

  2年ほど前のことです。実家から歩いて10分ほどの所に新しい喫茶店ができました。ちょっと珍しい喫茶店なのでタウン誌に紹介されたりもしました。  何が珍しいのかと言いますと、バリ島の家庭料理がメニューなのです。チャーハンはナシゴレンといいます。焼きそばはミーゴレンといいます。名前だけでなく、味も違います。コーヒーはごく普通のコーヒーもありますが、バリのコーヒーもあります。
  店の人と話しをしていますと、そこのオーナーさんは、仕事で何年かバリ島に住んでいたこと、バリ島出身の人と結婚したこと、香辛料などはバリ島から直接買い付けてくること、などがわかってきました。

珍しいカレンダー

  その喫茶店で、ある日、レジの後のカレンダーが目に付きました。そのカレンダーは、私たちが普段使い慣れたものとは大きく違った特徴がありました。私たちが普段使い慣れたカレンダーは、遠くから見ると日曜日を示す赤い文字が縦に並んでいます。それは赤い文字が横に並んでいました。つまり日付が縦書きなのです。
  店の人に「このカレンダーは日付が縦に並んでいるのですか?」と聞いてみますと「そうですよ、珍しいでしょ」という答えが返ってきました。実はバリ島では縦書きカレンダーの方が一般的なのだそうです。

たくさんの暦

  ところで今年は何年でしょうか?そうきかれると私たちは2004年、あるいは平成16年と答えます。でも世界には様々な暦があります。イスラームの人は今は1425年だと答えるでしょう。ユダヤ教の人は5765年だというでしょう。タイのお寺では今は2547年だというでしょう。神武天皇から数える和暦では2664年のはずです。
  2004年というのはキリスト教の暦です。キリスト教の暦の大きな特徴は、日曜から始まって土曜に終わる1週間という単位があること。週の最初の日である日曜日が休みであること、です。キリスト教と同じく、旧約聖書を聖典としているユダヤ教とイスラムは、当然と言えば当然ですが、日曜から土曜の1週間をサイクルとしています。

安息日

  先程読んだ聖書のテキストに戻りましょう。これは有名な十戒の一部です。ここに書かれている天地創造物語では、神は6日かけて天地を創造し、7日目に休んだ、とあります。7日目ですから、もともとは1週間の最後の日である土曜日が安息日でした。後にキリスト教は自分たちの安息日を土曜から日曜に変えたのです。それが私たちの今の生活サイクルになっています。
  またここには「安息日を心に留めなさい」と書いてあります。実は旧約聖書には十戒が何度か出てきます。別の箇所を見ると、そちらには「今日が安息日であることを思い出して、心と体を休めなさい」と書いてあります。私たちが礼拝の時間を毎日あるいは毎週持つのは、そのためでもあります。

安息の時

  私たちは、礼拝の時間に神と真剣に向き合うことで心を休めることができます。新たなエネルギーに満たされることができます。肩の荷を降ろして平安を得ることができます。
  文化祭まであと何日、ではなく、あと何時間と数える時期になりました。だからこそ私達はいつもにも増して、1日に1回、時間の流れを止めて、心の平安を取り戻す必要があります。朝の礼拝の時間を惰性でやり過ごすのではなく、意識して心を休めるときとして、大事にしたいと思います。

祈り

  御在天の父なる神様。
  日々の生活の中で、あなたの創造の御業を覚えることができるように導いてください。心の平安を積極的に得ることができるように守ってください。あなたと向かい合う時間を大切にできるように、守り導いてください。
  主イエス・キリストの御名によって祈ります。
  アーメン。

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